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vs順天堂大学トレーニングマッチ 阪野豊史

11日、大原サッカー場でのレッズ対順天堂大学との練習試合を見てきました。
以下、感じたことを敬称略で記させてもらいます。



この日のレッズは、相手の前からの勢いあるプレスに思うようにビルドアップできず苦戦し、先制を許す。
その後、山田直輝のゴールで同点とした。

アシストは阪野豊史。
ペナルティエリア内左深くまで持ち込んでからターン、後方の直輝に丁寧に戻してのお膳立てだった。

前半終了間際にはマルシオ・リシャルデスが野崎雅也のスルーパスに抜け出してPKを獲得、自身の右足で決めて逆転。後半はユース所属の関根が1点を加え、トータル3-1で勝利した。

阪野には後半だけで、3度のゴールチャンスがあった。
しかし、シュートはGKやDFに弾かれ、決めきることはできなかった。

あと一歩のところまで行きながら、ネットを揺らすことができない。
前々節の広島戦、後半27分に原口元気のリターンを受けて放ったシュートもそうだった。その翌日の広島とのトレーニングマッチでも、岡本拓也の左(!)クロスに飛びこみながら、GKにセーブされてしまう場面があった。

あと一歩 ――。

それを埋めるために、「もっと最後のところの精度を上げていかないといけないです」と阪野は語る。

精度を上げるために必要なものはふたつ。
ひとつは反復練習。
もうひとつが、自信だ。

妙な言い方になってしまうが、「あと一歩」の場面が続くのは、「あと一歩の場面が続いているから」でもある。
そのうちのどれかがネットを揺らしていれば、そのゴールが自信となり、次のシュートチャンスでの対応にも変化が出てくるものだ。逆に言えば、1試合で複数得点を挙げる『固め打ち』も、こういった心理的な影響と無縁ではないだろう。

「入らないと、それを気にしちゃうわけではないですけど、やっぱり思いきりのよさが少し欠けてしてまう」と阪野は言う。

「いつもなら思いきり強いシュートを打つところで、コース狙ってボールスピードが遅くなって止められたり、打てばいいところで1個持ち出してみたり。そういうことがあるので」

あと一歩の距離を埋めるために、「練習するしかないと思う」と阪野は語る。
そして、「練習のときから、もっとゴールにこだわっていきたいです」とも。

もっとも、現時点で阪野はすでに相応の努力をしているとは思う。
日々のチーム練習後に、阪野が堀孝史コーチと共にシュートの個人練習に励む場面は頻繁に目にするからだ。
もちろん、本人も言っている通り、その練習でもこれまで以上に「ゴールにこだわる」姿勢は重要だ。

だがそれ以上に、今は彼に幸運が舞い降りて欲しい、と個人的には思う。

公式戦でのファーストゴール ――。
その後に阪野豊史がどう変わっていくのか、早く見てみたい。



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テーマ:Jリーグ - ジャンル:スポーツ

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プロフィール

小齋秀樹

Author:小齋秀樹
1970年12月18日、宮城県生まれ。仙台第一高校→早稲田大学卒業。
サッカー選手のインタビュー、ノンフィクション執筆をメインに活動するJリーグ登録フリーランスライター。

著書は『goalへ―浦和レッズと小野伸二』(文藝春秋)、『敗戦記』(文藝春秋)。

サッカー専門誌や『web Sportiva』、『Sports Graphic Number』への寄稿のほか、浦和レッズのホームゲームで発行・販売される『オフィシャルマッチデープログラム(MDP)』にて『WARRIORS IN RED』を連載中。

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